ワーママ3年目のリアル——時短勤務の給料と、諦めたこととご褒美

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ワーママ3年目、というリアル

職場復帰から3年が経った。子どもは今4歳。私は経理部門のスタッフ職で、時短勤務(9時〜16時、1日6時間)を続けている。

「ワーママ3年目」というと、「もう慣れた頃ですね」と言われることが多い。確かに慣れた部分もある。でも慣れることと、しんどくないことは違う。今日はきれいごとなしで書く。

時短の年収差——数字で話す

私の会社は時短勤務制度があり、小学校入学前まで使える。フルタイムの勤務時間は9時〜18時(実働8時間)に対して、時短は9時〜16時(実働6時間)。労働時間は75%になる。

給料はどう変わったか。基本給は時間比例で25%カット。残業代はゼロ。以前は月に10〜15時間ほど残業していたが、今はまるごとなくなった。

復職前の年収(残業込みで月収換算):約380万円
現在の年収(時短・残業なし):約270万円

年間約110万円の差。月換算で約9万円。保育料(認可で月22,000円)と、時短分の収入カット(月9万円)を合計すると、毎月約11万円がワーママコストとして消えている計算だ。

この数字を初めてちゃんと計算したとき、少し頭が痛くなった。でも計算してよかったと思う。漠然と「損してる気がする」より、数字で把握している方が気持ちが楽になるから。

保育園お迎えの日常——1日のタイムライン

時短ワーママの1日がどんな感じかを書いておく。

  • 6:30 起床。自分と子どもの準備同時進行
  • 7:15 保育園へ出発(自転車15分)
  • 7:30 登園。保育士さんへの引き継ぎ(体温・食欲・昨夜の様子)
  • 7:50 最寄り駅から電車、職場へ
  • 9:00 始業
  • 16:00 終業。即退社
  • 16:30 保育園着。迎え
  • 17:00 帰宅。夕食準備開始(夫は19時帰宅)
  • 18:00 子どもと夕食
  • 19:00 夫帰宅。入浴準備
  • 20:00 子どもの寝かしつけ
  • 21:00 自由時間(実質1〜1.5時間)
  • 22:30 就寝

平日の「自分の時間」は、就寝前の1〜1.5時間だけだ。子どもの体調不良や夫の帰りが遅い日は、この時間も消える。

諦めたことを正直に書く

時短ワーママとして3年続ける中で、諦めたことがある。感情的にならず事実として書く。

キャリアの停滞。時短勤務の間は昇格審査の対象外という暗黙のルールが会社にある(明文化されていないが実態として)。同期で正社員のまま続けていた人は2人昇格した。私は横ばいのまま。3年経って「悔しい」という感情は薄れたが、完全に諦めたわけでもない。

突発的な残業・出張が不可能。16時退社が絶対条件なので、「今日どうしても残ってほしい」という状況でも帰らないといけない。周囲への申し訳なさは最初の1年間ずっとあった。今は「それが私の条件だから」と割り切れているが、最初は毎回「ごめんなさい」という気持ちが重かった。

友人との平日夜の予定。ランチは可能だが、平日19時以降の集まりはほぼ無理。子どもが寝た後に出かけるのは体力的に厳しい。友人関係の密度が下がった。これは地味に寂しい。

罪悪感の話

ワーママにつきまとう罪悪感について、経験から書く。

一番大きかった罪悪感は「子どもを朝7時半に預けて16時半まで9時間置いてくること」ではなかった。実際には「仕事のことで頭がいっぱいで、迎えに行っても子どもと向き合えていない夜があること」だった。

子どもと一緒にいる時間より、の問題だと気づいてから、少し楽になった。一緒にいる2時間を、スマホを見ながら過ごす5時間より大切に使う。簡単ではないが、意識することで変わった。

また、保育園に感謝することを意識した。「預けている」ではなく「専門家に一緒に育ててもらっている」という考え方。うちの保育士さんたちは本当によく子どもを見てくれていて、「今日〇〇ちゃんが△△できるようになりました」という報告を毎日してくれる。私が仕事で見られない時間の成長を、ちゃんと見てくれている。

自分時間の確保——今やっていること

22時以降の1時間が今の唯一の自分時間だ。この時間を何に使うかを意識的に決めた。

今は週3回、この時間に「自分のためだけのこと」を入れている。読書(育児・ビジネス以外の本)、オンラインヨガ(30分の短いもの)、ドラマを1話見る、のローテーション。「なんとなくスマホを見ている」時間とは意識的に分けた。

月に1回、「母なし日」を作った。夫に子どもを任せて、丸1日完全に自分の時間にする日。最初は罪悪感があったが、今は夫も「今月の母なし日いつにする?」と聞いてくれるようになった。

夫との家事分担——今の状態と経緯

家事分担は、復帰後1年間は機能していなかった。夫は「言えばやる」タイプで、言わないとやらない。私は「なんで言わなきゃいけないのか」と毎週消耗していた。

変わったきっかけは、2年目に「家事の担当表を作ること」ではなく「各家事のオーナーを決めること」にした点だ。「月曜は夫が風呂掃除」ではなく「風呂掃除という家事は夫の担当で、いつやるかは夫が決める」という設計にした。

今の分担は大雑把に:

  • 私の担当:料理(毎日)・子どもの準備(朝)・保育園の書類関係
  • 夫の担当:風呂・ゴミ出し・子どもの入浴・週末の買い物
  • 共同:洗濯(どちらが気づいた方が回す)・休日の子どもの外遊び

料理だけは私の方が多い。夫の料理は「レシピを見ながらやると1時間かかる」ので、平日は非効率すぎる。割り切って料理は私、入浴・ゴミ・買い物は夫、という分担で今は落ち着いている。

ご褒美——小さいけど大事なこと

月1回、1,000〜2,000円以内のご褒美を自分に使っている。高級コスメのサンプルを買う、行きたかったカフェに一人で行く、気になっていた本を3冊まとめて買う、など。

金額は小さい。でも「今月も乗り切ったから」という感覚が大事だと思う。頑張ったことが自分の中で完結して、また次の1ヶ月が始まる。

ワーママ3年目のリアルは、「すごい」でも「大変ですね」でもなく、ただそこにある日常だ。しんどいことも、慣れたことも、諦めたことも、得たものも全部ひっくるめて、今は「これが自分の生活だ」と思えている。

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