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タブレットを買うかどうか、3ヶ月悩んだ
子どもが3歳になったころ、「タブレットを持たせるかどうか」という問題が浮上した。保育園の同じクラスの子が「うちの子、もうひらがな読めるよ。タブレットで練習させてるんだって」という話を聞いて、なんとなく焦りが出た。
迷った理由は主に2つ。「スクリーンタイムが増えすぎないか」という不安と、「知育タブレットとiPadのどちらが良いか」という選択肢の問題だった。3ヶ月かけて色々調べて、最終的にiPadを選んだ。その判断の過程を書く。
知育タブレットを真剣に検討した——その結果
子ども向けの専用知育タブレットとして代表的なのが、スマイルゼミのタブレットとチャレンジタッチ(進研ゼミ)のタブレット、そしてアマゾンのFire HD 8 Kidsだ。それぞれを調べた。
スマイルゼミ
月額3,278円(年中・4〜5歳の場合)+タブレット代が別途必要(約29,800円、続けると実質無料になるプランもある)。タブレットは専用機器なので、スマイルゼミのコンテンツ以外は基本的に使えない。カリキュラムが整っていて、ひらがな・数・英語・思考力を段階的に学べる。
良い点:学習の管理が自動でできる。どこまで進んだか、正解率などが親のスマホで確認できる。
引っかかった点:タブレットが専用機器なので、スマイルゼミを辞めた後に使い道がない。子どもの興味が変わったり、サービスが合わなかったりした場合に、タブレット自体が無駄になるリスクがある。
チャレンジタッチ
月額3,250円(年中の場合)。スマイルゼミと似た仕組みで、専用タブレット。こちらは「しまじろう」がキャラクターなので、こどもちゃれんじからの継続感がある。
Amazon Fire HD 8 Kids
端末価格:約14,980円。月額のサービス料は「Amazon Kids+」で1,058円(Primeなら968円)。コンテンツは動画・ゲーム・電子書籍など幅広い。子ども向けの保護機能(使用時間制限・購入制限)が標準でついている。
Fire Kidsは「知育に特化」というより「子ども向け娯楽コンテンツが多い」という印象。学習目的には少し弱い。
なぜiPadにしたか——決定的な理由
最終的に選んだのはiPad(第10世代、64GB、Wi-Fiモデル、68,800円)だった。知育専用タブレットではなく、汎用タブレットを選んだ理由を正直に書く。
理由1:長く使えるから。知育専用タブレットは子どもが小学校高学年になったときに使い道がなくなる。iPadなら小学校・中学校の勉強にも、親の仕事にも使える。総コストで考えると割安になる可能性がある。
理由2:アプリの選択肢が圧倒的に多いから。App Storeには教育カテゴリだけで数千のアプリがある。子どもの興味に合わせて、ひらがな練習・英語・音楽・プログラミング的思考など、親が選んで組み合わせられる。専用タブレットはコンテンツが固定されている。
理由3:スクリーンタイム管理機能が優秀だから。iOSの「スクリーンタイム」機能を使えば、1日の使用時間上限、使えるアプリの制限、特定のアプリの使用禁止、就寝時間帯のロックなど、細かく設定できる。これは専用タブレットのペアレンタルコントロールより機能が豊富だと感じた。
スクリーンタイムの設定方法
iPadを子ども用に設定する際にやったこと。
- ファミリー共有を設定:親のApple IDと子どものApple IDを紐付けする。子ども用のApple IDは「スクリーンタイム」の管理下に置ける。
- 使用時間の上限設定:「スクリーンタイム」→「休止時間」で使用できない時間帯を設定。我が家は20時〜翌7時はロック。
- アプリごとの時間制限:「App制限」で動画系アプリは1日30分に設定。教育系アプリは無制限にした。
- コンテンツとプライバシーの制限:年齢制限を4歳相当に設定。アプリのダウンロードには親の許可が必要になる。
これを設定してから、「もっとやりたい」という要求が来ても「iPadが止まったから今日はおしまい」と言えるようになった。親が毎回判断しなくていい分、精神的に楽になった。
実際に使っているアプリ——子どもが気に入ったもの
3歳〜4歳の子どもが実際に使っていて評価が高かったアプリをまとめる。
- じゃじゃじゃじゃん(ひらがな練習):無料。指でなぞってひらがなを書く練習。子どもが夢中になって、3ヶ月でひらがなほぼ全部読み書きできるようになった。
- Khan Academy Kids:無料(英語)。英語・算数・読み書きを網羅したアメリカの教育アプリ。英語アプリだが絵と音でわかるので年少〜年中向け。
- Duolingo(子ども向け):英語の基礎。ゲーム感覚で続けやすい。無料プランで十分使える。
- YouTube Kids:動画視聴はこれのみに限定。通常のYouTubeは使わせていない。コンテンツの年齢フィルターが設定できる。
ケース選び——これは絶対必要
子ども用にiPadを使うなら、耐衝撃ケースは必須だと思う。子どもは落とす。確実に。
購入したのはOtterBox Kids EasyGrab ケース(約4,200円)。四隅のバンパーが厚く、子どもが握りやすいグリップがついている。実際に1メートルくらいの高さからフローリングに落とされたことが2回あるが、iPadは無傷だった。ケースなしで使う選択肢はなかったと思う。
スタンドは別途購入した。MOFT スタンド(約2,800円)。薄くて軽く、複数の角度で立てられる。テーブルに立てかけて動画を見るときに使っている。
買ってみての総評——6ヶ月後の感想
iPadを導入して6ヶ月経った。良かった点と、予想と違った点を書く。
良かった点:
- ひらがなの習得が早かった(3ヶ月でほぼ読み書き可能)
- スクリーンタイム機能で時間管理ができている(ほぼ毎日1時間以内)
- 「動画見る機械」ではなく「勉強もする機械」という認識が子どもについた
予想と違った点:
- 初日から自分でアプリを開いて使えた。子どもの習得が早くて正直驚いた
- ケースが思ったよりかさばる。持ち運びには少し重い
- 「もっとやりたい」という要求は想定通り多い。スクリーンタイムの設定をしっかりやっておいてよかった
結論として、iPadを選んで後悔はない。ただし「何でもできるタブレットを子どもに渡す」ではなく、「使えるアプリとコンテンツを親が設計したタブレットを渡す」という準備が前提だと思う。設定を何もせずに渡すと、YouTube Kidsをひたすら見るだけになりかねない。
