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出産準備、何を買えばいいか全くわからなかった
第一子を妊娠してから、出産準備リストを作り始めたのが妊娠6ヶ月のころだった。雑誌の付録リスト、育児ブログ、先輩ママの話——全部集めると、買うべきものが50アイテム以上になった。ベビーベッド、抱っこ紐、哺乳瓶、ガーゼタオル、ベビーバス、チャイルドシート、スリング、スワドル……。
全部揃えたら予算がいくらになるか計算して青ざめた。最高グレードで揃えたら50万円を超える。実際に試してみないと何が必要かわからないのに、生まれる前に全部買わないといけないという状況が、今思うと無駄を生んだ一番の原因だと思う。
今は子どもが2歳になった。「買ってよかったもの」と「無駄だったもの」が完全にはっきりしたので、全部書く。
ベビーベッドは不要だった——うちの場合
最も高額で最も使わなかったものがベビーベッドだった。アカチャンホンポでレンタルした(月額3,200円)。使ったのは生後2週間だけ。
理由は単純で、子どもが一人でベッドで寝てくれなかった。降ろすたびに泣く。「背中スイッチ」と言われる現象で、抱っこで寝かせても置いた瞬間に目が覚める。結局、添い寝に切り替えた。
ただしこれは「うちの場合」で、ベビーベッドで素直に寝てくれる子もいる。レンタルにしておいたのは正解だった。購入してしまうと処分が大変になる。
ベビーベッドについての結論:最初はレンタルで試す。月3,000〜5,000円程度。合わなければ即返却できる。
抱っこ紐は2本買った——エルゴとベビービョルン
抱っこ紐は実際に2本使った。エルゴベビー(OMNI 360)とベビービョルン(MINI)だ。
ベビービョルン MINIは新生児から使えるコンパクトなもので、購入価格は約15,000円。軽くて装着が簡単で、首が据わる前(生後0〜4ヶ月)は重宝した。ただし、重くなってきたら肩の負担が大きくなってくる。子どもが6〜7キロを超えたあたりから長時間使うのがきつくなった。
エルゴのOMNI 360は約38,000円(正規品)。高いが、これは本当に買ってよかった。首が据わってからも、腰ベルトのおかげで体重分散がしっかりしていて長時間でも疲れにくい。前向き抱き・後ろ向き抱き・腰抱き・おんぶと全ポジション対応なのも助かった。2歳の今でもたまに使っている。
抱っこ紐についての結論:新生児期→ビョルン(軽くて簡単)、4ヶ月以降→エルゴ(腰負担が段違い)。両方買う必要はなく、エルゴ1本で新生児から使えるインサートも売っている。
購入場所別のコスト比較
同じものでも購入場所で値段が変わる。実際に比べてみた感想を書く。
| 購入場所 | 特徴 | 向いているもの |
|---|---|---|
| 西松屋 | 圧倒的に安い。品質は最低限 | すぐに使えなくなる消耗品(ガーゼ・おむつカバー) |
| アカチャンホンポ | 品揃えが多い。スタッフに相談できる | 試してから買いたいもの(ベビーカー・抱っこ紐) |
| Amazon | 価格比較がしやすい。レビューが多い | 定番品・繰り返し購入するもの(おむつ・粉ミルク) |
| メルカリ | ほぼ新品が安く手に入ることがある | 使用期間が短いもの(新生児服・ハイローチェア) |
西松屋は安いが、服に関しては少し縫製が粗いものがある。長く使いたいものはアカチャンホンポかブランド公式で買い、消耗品や短期間しか使わないものは西松屋かメルカリで調達するのが賢い。
買って正解だったもの——実際に毎日使ったもの
ハイローチェア(コンビ製、約40,000円)
食事・昼寝・お座り練習と多用途。2歳まで使った。これは絶対買ってよかった。床に置くタイプのバウンサーも使ったが、立ち上がりの動作が楽なハイローチェアの方が使用頻度が高かった。
ベビーモニター(VTECH製、約8,000円)
赤ちゃんが寝ている部屋から離れた場所で家事ができる。泣き声を聞き逃さない安心感は、精神的な余裕に直結した。Amazonで購入、特に高機能なものでなくても映像+音声が確認できれば十分。
電動鼻水吸引器(メルシーポット、約13,000円)
子どもが風邪をひいたときの必需品。手動の鼻水吸引器も試したが、吸引力が全然違う。月齢が上がって自分で鼻をかめるようになるまで毎月使った。早めに買えばよかったと思う1本。
おむつ用ゴミ箱(臭わないポイ、約3,000円)
名前通りほぼ臭わない。消耗品のカートリッジ代(約1,000円/月)がかかるが、部屋の臭いが全然違う。特に夏は買ってよかったと心底思う。
無駄だったもの——正直に書く
高価な新生児服(各3,000〜5,000円)
新生児は1〜2ヶ月で着られなくなる。ブランド品を何枚も買ったが、ほぼ全部ほとんど使わないまま卒業した。新生児服は西松屋で十分。
授乳クッション(約4,000円)
使った期間は3ヶ月程度。その後は普通のクッションで代用できた。ただし腰が痛い人には便利かもしれない。
ベビースイング(約15,000円)
子どもが気に入らなかった。乗せるたびに泣いた。完全に無駄になった。これもレンタルで試すべきだった。
哺乳瓶(複数本まとめ買い)
完母(完全母乳)になったので、購入した哺乳瓶4本のうち3本が未使用のまま。産前に大量購入しなくて良かった。授乳スタイルが決まってから追加購入する方が良い。
準備費用の合計と、今なら変える判断
実際に使った出産準備費用の合計は約18万円(チャイルドシートを除く)。そのうち「無駄になったもの」は概算で約3万円。
今なら変えることが一つある。大物(ベビーベッド、ハイローチェア、ベビースイング)は最初全部レンタルにする。使わないとわかってから返却すれば、無駄になるリスクがない。「使ってよかったら購入する」という順序が、出産準備においては正解だと思う。
